2020/01/23 [Thu]
雪が少なくて・・・@札幌オフィス
お世話になっております。ラブキャリア札幌オフィスで御座います。
今年は雪が少ないと言われる札幌ですが、本当に少ないです。
雪まつりも開催が危ぶまれるなどの声もちらほら聞こえる程ですが、大通公園ではもう鉄骨の土台はしっかりと組み上がっており、道内の雪のある地域からなんとか雪を掻き集めているとの事です。
昔は深く考える事も無く漫然と雪像を眺めていましたが、冷静に考えるとその辺の雪だけではあの量は絶対に足りないので、各地から運んでいると知った時には目から鱗が落ちる感覚でした。
さて、そんな雪まつりが開催されている事で有名な大通公園ですが、今はオリンピックのマラソンのスタート地点になるという事で話題を呼んでいます。
そして、オリンピックの時期と言えば札幌市民が大好きなビアガーデンが開催されている時期でもあるという事で、ビアガーデンも一部で注目を浴びています。
更に、ビアガーデン以外にも何かにかこつけて年中飲酒が出来るイベントが開催されている事がきっとそろそろ全国にもバレてしまい、とんでもない公園である事が全国に広まってしまわないかと、夜な夜な危惧しております。
そこで、そもそも大通公園って何なのというお話をさせて頂きたくこの記事を執筆致しました。因みに画像は最近見つけたきれいなつららの写真で大通公園とは関係ありません。
調査の流れは省きますが、私の調べによると大通公園の正体としては防火線としての意味合いが強いものであるとの事です。
札幌の住所は大通公園を起点とし、北と南、テレビ塔(創成川)を堺にし東西と伸びる区分けとなっております(創成川も人工の川で、市内の排水のため海まで伸びております)。
つまり都市計画の基準となっている場所なのですが、当時は大通公園より北は道庁を中心とした官公庁のエリア、以南は商業エリアと区分けをしてデザインされたようです。
そこで、火災が起ってしまった際に延焼を防ぐ目的で配置されたのが大通公園だと言われています。
新しい街や大火のあった都市、人工的にデザインされた街ではこのような防火線としてのスペースは珍しくなく、函館のかの有名な坂の道も当時の防火線の名残と言われています。
今では市民の憩いの場、観光の中心として大いに活用されている大通公園の経済効果は計り知れません。
昔の人は、果たしてここまで考えてこの公園を作ったのだろうか、などと考えると感慨深い気持ちになります。
いつも強引な結びとなりますが、そんな魅力的な街、札幌へ遊びに来てみませんか。
もちろん移住も大歓迎です。お仕事探しの際は是非ラブキャリアまでお越しください!
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