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2017/05/01 [Mon]

「月刊BigLife21」 2017年5月号に代表取締役社長 坂入と就労移行支援事業所カレントが掲載されました[ 3/3 ]


ビッグライフ社から発行されている『BigLife21』に弊社の代表取締役社長、坂入のインタビュー記事が掲載されました。弊社のグループ会社LPHが運営します就労移行支援事業所カレントの活動が取り上げられております。



その3
(以下本文転載)

障害者と健常者ともに働く、そんな社会を実現するために
同事業所では現在水草をネットショップで販売する準備も進めている。商品の撮影から出荷まで利用者が全ての工程に携わり、利用者自身が対価を得るという試みだ。「会社に出社できないからといって社会不適合者のレッテルを貼るのではなく、そういう方たちが出社しなくても働ける、あるいは個人事業主として対価を得られる、そういう仕組みを作りたいと思っています。雇用を創出し、収益を出せる仕組みをつくる。そうした輪が広がれば、いずれは障がい者が日本経済の一翼を担う存在になり得ると私は考えています。正直なところ、昨年の設立以来、まだ赤字経営は続いていますが、これは誰かがやらなくちゃいけないことだと思っています。障がい者と健常者がともに働く社会を実現するために、なるべく早く継続性のある事業として自立できるように現在奮闘しています。誰かが未来を切り拓かなければ、日本は何も変わりません。だから、私は障がい者雇用の根本的な問題に目を伏せたり、その場しのぎで取り繕ったせず、真っ正面から取り組みたいと思っています」

折しも、3年後には東京パラリンピックが開催される。同大会は日本で障がい者と健常者がどのように共生しているのかが世界に知られる舞台でもある。そのとき、日本がどんな社会であるべきか。障がい者の社会進出が拡大する昨今、同氏の志はより一層その意義を増していくだろう。同事業所の今はまだ小さな芽が、やがて障がい者雇用の世界に新たな風を巻き起こす、そんな未来を期待を込めて想像するのである。

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今後もさらに障がいを持つ方々のために支援をできるよう奮闘してまいりますので、皆様ご声援お願いいたします!

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