2018/06/23 [Sat]
2018年6月23日 株式会社LPH/就労移行支援のカレントで第12回発達障害勉強会”GIFT”を開催しました!
今回のテーマは「身につけると労働者、労働者、家族、
会社が役に立つアサーション~事例を交えて~」です。
講師は、脊尾 大雅様(秋葉原社会保険労務士事務所 社会保険労務士/
精神保健福祉士)をお迎えして、講話をいただきました。
コミュニケーションはその人が生きてきた中で学んだことや
経験したことが影響しています。
つい、自己主張が強くなりすぎたり、逆に言いたくても言えずに
ストレスになっているケースもあります。
コミュニケーションは「技術」と「生き方」が関係していること
そして、より気持ちの良い関係をつくるための「技術」がアサーションです。
アサーションは「自他尊重」がキーワード。
自分の気持ちに「正直に」「率直に」「その場にふさわしい言い方をする」
という自己表現のスキルを身に付けることがアサーションの技術となります。
自分のことを知って伝えるということは、自己理解が不可欠です。
カレントでも、日々のトレーニングの中で自分の特性理解や
気づきが得られるよう支援をしていますが、
コミュニケーション支援の場においても、自己理解が重要な
ポイントであることを学ぶことができました。
講話の中で、事例などもご紹介いただきました。
障害者が就労の場面において、「企業側と折り合うためには、
配慮を前面に出すのではなく、何が得意でどんな努力をしているのか、
何が出来ないのでどんなサポートが必要なのか」を自分で知って
「伝えるスキル」が必要であることを改めて学び、
今後カレントでも支援していきたいと思います。
講話終了後のフリートークでも活発な意見交換があり、
今回の勉強会もとても有意義な時間となりました。
参加された皆様、そして講師の脊尾 様、ありがとうございました!